固有の債務。

会社に対しては融資できないものの、代表者個人に対しては融資できるという状況があります。代表者が個人で借り入れた後、会社に対して貸し付け、会社は事業を継続することができるという訳です。

会社が融資を受ける際に代表者が連帯保証して負う「保証債務」に対して、代表者自身が借り入れて負う債務を「固有の債務」といいます。

弁護士/中小企業診断士 碓井啓己