負債の相続。

経営者について相続が発生したとき、株や不動産などの価値ある財産を誰が承継するかということに関心が向けられがちです。

しかし、相続の対象となる財産には、価値ある財産だけでなく、負債も含まれます。

負債が多額の場合には、相続放棄を検討する必要もあります。

負債額を把握する際には、連帯保証債務を見落とさないように気を付けましょう。

弁護士/中小企業診断士 碓井啓己